人間失格
今回は初めて文豪と呼ばれる人の本を読んだときの感想のメモをもとに、
読み返してブログを書いてみます。
読んだ後で知ったのですが、この作品は太宰治自身と重なる部分があるそうです。
では、書いていきます。
ネタバレ含みます
これは大庭葉蔵という主人公の人生が書かれているのですが、自殺未遂を何度も繰り返しています。しかも、その多くが女との心中で自分だけ生き残ってしまうというようなことを繰り返していました。
また、女と酒に溺れていて最終的にモルヒネ(麻薬)中毒になるといういわゆるクズ人間に成り果ててしまうのですが、葉蔵本人も最後に改めて、
“恥の多い生涯を送ってきました”
“人間失格”
と言っています。
今ので大まかな流れは言えました。
そこに葉蔵本人の特徴として、
幼い頃から人を恐れ、自分は、自分自身を演じているというような考えを持っていて
常に客観的に見ている人間でした。
他にも顔が整っているという特徴もあります。ですがプライドが高く、女からモテていたのですが要らないと考えていました。
しかし、ある時から酒に溺れ、女に溺れで
上のような人生に、堕ちていきました。
太宰治さんの作品を読んだのは中学の頃の教科書で「走れメロス」以来なのですが
その時にすごい面白いなと思いました。
今回読むとき、「走れメロス」と同じような作風だと思ってたのですが
全然違って、いや綺麗なワードセンスはあるのですが、
「人間失格」はかなり重く作られていて病んでいるのかなとすら思いました。
一応調べてみると、病んでる状況を書いてるらしいです
言い訳がましくなりますが、私は最近、
純文学にハマり、これが第一作目だったので
言い過ぎ、読みきれてない等の意見もあると思います。その場合は、コメントにて教えて頂けたら嬉しい限りです。
また、私は、本で読みましたが、
この作品は特に、電子辞書に入っていたりすることが多いと思うので是非
読んでみて下さい。
これからも色々な作品を読んでいこうと思います。
次回は芥川賞を取った、
「コンビニ人間」について書こうと思います。